カラオケでエコーなしってどうなの?正しい使い方や目安を解説!

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こんにちは♪

突然ですが、みなさんはカラオケで「エコー」ってどのくらいかけてますか?

「特に意識したことなかった」

「エコーの設定は、他の人に任せちゃってるなぁ」

人によってさまざまだと思いますが、カラオケのエコー機能をしっかり使いこなしているという方は結構少ないんです。

確かに「エコー」って、”声がぼわんぼわんと響く感じがする”というイメージはあっても、具体的にどのような効果があるのかはあまり教わる機会がありません。

でも実は、エコーを上手に使うことで、自分の歌を何倍も上手に聞かせられることもできるんですよ!

また、カラオケの用途別でしっかりと設定を変えてもらいたいものでもあるんです。

ときどき「カラオケはエコーなしの方がいいんだよ」という声を耳にしたことはありませんか?

そう!

用途によっては、エコーをかけないのが望ましい場合もあるんですよ。

そこで本記事では、”カラオケのエコーなしってどうなの?”という点から、まずお話ししていきたいと思います。

加えて、「そもそもエコーって何なの?」「正しいエコーの使い方は?」という点についても詳しくお話ししますよ!

ぜひ参考にしてみてください♪

そもそもエコーとは?

それでは、そもそもエコーって何?という点からお話ししていきましょう。

とはいえ、なんとなくイメージをお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

カラオケの設定でエコーをかければかけるほど、声が反響してひびくような感じになりますね。

ぶっちゃけ、これがエコーの機能そのものなのですが、せっかくなので、もう少し掘り下げていきたいと思います。

エコ=音を響かせるためのエフェクト

エコー機能を一言で説明すると、「声を響かせるためのエフェクト」です。

声が響くと何がいいのかというと、ステージで歌っているような臨場感たっぷりの歌声を再現できたりします。

やっぱり、カラオケで歌うことの目的の一つは、「気持ちよく歌う」のもありますから、この点は重要ですよね。

また、エコーによって声が自動で響くようになるため、ビブラートがかかったような、聞き心地のいい歌声になります。

とっても便利なエコー機能ですが、実は、誰にでも相性がいいというわけではありません。

場合によってはエコーを使わない方が良いこともあるんです。

声が出てる人が使うと合わない場合も

もともと、エコーを使わずとも声がよく出ている人がエコーをかけすぎてしまうと、逆効果になる場合があります。

声が反響することで、声量が控えめな人でも重厚感のある歌声になるため、声が出ている人にとっては邪魔になってしまうんです。

複数人でカラオケに行ったときに、仲間の一人が歌うと、同じエコー設定なのにマイクが「キーン」となることがありませんか?

あれは、その人の声量が他の人よりも大きいため、エコーによって声が増幅されすぎてしまった結果ですね。

そのため、声量がある人、極端に言うと、声が大きい人は、エコーを控えめにするか、ナシにしても問題ありませんよ。

エコーを好まない人は歌うま?

「声量がある人は、エコーは控えめでOK」という話にもつながりますが、いわゆる「歌うま」の人には、エコーはそこまで必要ありません。

声が出ている以外にも、ビブラートなどのテクニックがある人、自分の歌に自信がある人なども、エコーをあまり好まない傾向にあります。

人によっては、『エコーは、歌が下手なのをごまかすための機能』という人もいるくらいですからね。

※私としては、さすがにこれは言い過ぎというか、極端な考えだと思いますけどw

とはいえ、プロレベルの方が、エコーを20くらいまで上げて歌うと、ほぼ確実にハウリングしてしまいます。

そのため、エコーになるべく頼らずに歌えるようになることが、歌うまさんの秘訣と言えるのかもしれませんね。

エコーを強くするとどうなる?

簡単に歌声に重厚感を足して、聞き心地をアップさせてくれるエコー機能。

カラオケを盛り上げるためには必須の機能ですが、使いすぎには要注意なんです。

ここからは、エコーの上手な使い方についてお話ししていきますね。

エコーのかけすぎに注意

エコーを強くかけすぎてしまうと、声が反響しまくります。

歌ってる方は気持ちいいかもしれませんが、聞いている側としては、何を言っているかわからなくなってしまうんですよね。

これでは、歌声の重厚感うんぬんの前に、そもそも歌でなくなってしまうので、この点には注意です。

ちなみに、後半の章で、オススメのエコー値もご紹介していきますので、合わせて参考にしていただければと思います。

反響音が強くなって音がぼやける

また、エコーをかけすぎると、本来の歌声が分からなくなってしまうというデメリットもあります。

エコーの反響音によって、どんどん音がぼやけてしまうためです。

これにより、音程やリズム、抑揚などの、歌に重要な要素がぼやけてしまいます。

こうなると、ずっとなだらかなメロディを聞いているような単調な聞き心地になってしまうんですね。

これは、聞いている方だけでなく、歌っている自分自身にもよくない影響があります。

自分が出している音程などがあやふやになるため、場合によっては、音痴になってしまう可能性があるんです。

せっかくなら上手に歌えるようになりたいという方がほとんどだと思いますので、くれぐれもエコーのかけすぎには注意しましょう。

エコーなしだとどうなる?

前の章では、エコーのかけすぎには注意!というお話をしました。

では逆に、エコーを全くかけずに歌うというのは、どうなのでしょうか?

プロの方の中には、エコーを0にして歌う方も多くいらっしゃいますし、一見正しいようにも思えますよね。

でも、これはこれで、問題点があるんです・・・。

エコーなしでうまく聞かせるのは至難の業

プロの方の多くはエコーをかけないことの裏を返すと、「エコーをかけずに歌うには、プロ級の歌唱力が必要」とも言えます。

これからもわかる通り、エコーに頼らずに歌える方は、本当に歌が上手い人です。

こういった方はなかなかいないと思います。

私ももちろんカラオケで歌うときはエコーをかけちゃいますし、エコーをゼロにして歌うと、やっぱり物足りなく感じてしまいます。

なので、「かけすぎはよくないけど、全くかけなくても味気ない」というのがエコーなんです。

・・・要は、エコー=お醤油みたいなもんだと思っていただければw

エコーなしに慣れすぎるのもよくない?

そもそも、ひとりカラオケにしろ、複数人でのカラオケにしろ、エコーをかけずに歌うことってあんまりないですよね?

そんな中で、エコーをかけずに歌うことに慣れすぎてしまうのは、あまり良くなかったりするんです。

普段、エコーをかけない状態で生の自分の歌声に慣れていると、少しエコーをかけただけで違和感を覚えるようになってしまいます。

これは、自分の耳が研ぎ澄まされているとも言えますが、少しはエコーをかける方が、聞き心地はいいはずなんですよね。

でも、エコーなしに慣れすぎていると、その少しのエコーすら異物として認識してしまうようになるので、注意が必要です。


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正しいエコーの使い方

エコーは、かけすぎると歌声がぼやけてしまう。

でも、かけなさ過ぎると、味気なく物足りない印象になる。

結局、ちょうどいいエコーのかけ具合ってどのくらいなの?

このように思われる方も多いのではないでしょうか?

お待たせしました!

ここからは、オススメのエコーの使い方について、詳しくお話ししていきますね。

エコーは状況によって使い分ける!

結論から言ってしまうと、これです。

エコーは、状況によって使い分けるのがベスト!

友達とカラオケに行くとき、ひとりカラオケで歌の練習をするとき、それぞれに合ったエコーの値を知っておくと、とっても便利ですよ。

①歌の練習の時のエコー設定は?

まずは、歌の練習をするとき。

自分が好きな歌、レパートリーに加えたい歌を、人前で歌う前に練習しておく方も多いと思います。

実は、歌の練習の時こそ、エコーの使い分けが重要になってくるんです。

歌の練習の時は録音するのがオススメ!

少しだけ余談ですが、歌の練習をするときは、自分の歌声を録音するのがオススメです。

最初は恥ずかしいかもしれませんが、やっているうちに慣れてきますし、上達のスピードが格段に違うので、ぜひやってみてください!

②エコーをつけて歌ってみる

歌の練習の際は、まず最初に、エコーをつけて歌ってみましょう。

あれ?エコーつけたままで良いの?

このように疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。

でも、カラオケの目的の一つは、気持ちよく歌うこと。

まず最初に、自分のテンションを上げる意味も込めて、エコーをかけた状態で歌ってみましょう。

この時のエコー値としては、アップテンポな曲であれば5~15、バラード調の曲なら15~25くらいがオススメです。

適切なエコーをかけることで、アップテンポな曲はリズミカルに、バラード曲は、より滑らかに聞こえるようになります。

原曲と自分の歌声を聞き比べて、音源と近い聞き心地になるエコー値を見つけられたら最高ですね。

先ほどの、曲に合わせた基本のエコー値をもとに、調節してみてください。

③エコーありとナシで聞き比べる

そして、エコーありで歌った後は、いよいよエコーを切って歌ってみます。

そして、先ほど歌った、エコーありの録音と、エコーなしの録音を聞き比べてみましょう。

当然、エコーなしの方が、違和感や物足りなさを感じるはずです。

この聞き比べによって、自分がどの程度、エコーに助けられているのかを客観視することができます。

エコーなしの方で聞いても、ある程度上手に聞こえる箇所があれば、そこはかなり歌いこなせている証拠です。

逆に、エコーがなくなると、とたんに変に聞こえる箇所は、練習が必要なパートということになります。

歌唱力アップにはエコーなしでの練習が必須!

歌の練習の時のエコーの使い方は、平たく言うと、「歌唱力アップのためのエコーの活用法」になります。

エコーを制する者は、カラオケを制す!・・・と言うと、ちょっと過言ですが、それくらい重要な役割を持っている機能ですからね!

エコーなしで歌うと自分の本当の声が分かる

新しく歌えるようになりたい曲でなくても、すでに自分のレパートリーの曲で歌唱力アップの練習をすることも可能です。

むしろ、歌い慣れている曲の方が、歌唱力そのものの向上にはうってつけなんですよ。

そしてこの場合も、やはりエコーなしでの練習は欠かせません。

加えて、録音もですね。

エコーなし&録音は、歌の練習には必須の2トップだと思っていただいて問題ないでしょう。

しっかりと自分の歌声を聞き、音程やリズム、抑揚を客観的に判断できる耳を養うことが、一番の目的ですね。

のどの調子を上げていくのも大事

少し余談になりますが、歌うまさんの多くは、曲を歌う順番にもしっかりと意識を向けている場合が多いです。

いきなりキーの高い曲やアップテンポな曲を歌うと、喉への負担が大きく、パフォーマンスが下がる原因になります。

そのため、序盤は緩やかな曲や、自分のキーに合った曲を歌うようにすることで、喉を温めていくのが重要です。

まとめ

今回は、カラオケでエコーなしってどうなの?というテーマでお話ししました。

ご参考になれば幸いです。

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